橋本誠 二鶴堂さんと聞けば『博多の女(ひと)』をすぐイメージするくらいのロングセラー商品となっています。この博多を代表する銘菓を育てるまでには、いろんな出来事があったのではないかと想像するのですが……。
橋本由紀子 当社は昭和27年、博多中洲に小さな菓子店として創業しました。当初は『博多一番』という商品が人気を得ていたのですが、これを一気にビッグ商品に育てようと大型投資を行った矢先、商品の売り上げが減り始め、経営の大きな危機にみまわれました。
幸いこのピンチは、取引先の方々や従業員の協力で乗り越えることができました。経営を軌道に乗せることでそんなご恩に報いたいと純粋に考え、創業者が情熱をかたむけて開発したのが『博多の女』です。
商品の知名度を上げるために、昭和47年には地元のミュージシャンである太田幸雄さんに作詞・作曲をお願いして商品名と同じ『博多の女』という歌も作っていただきました。そんな皆様のご協力もあって、発売から35年を経た今でも、当社の主力商品の一つとなっています。
橋本誠 その後も様々な商品を市場に送り出し、大きな評価を得ておられますね。